クルド人自治区のバルザニ自治政府議長(左)とMOUを交わす韓国石油公社の黄斗烈(ファン・ドゥヨル)社長(韓国石油公社提供)=14日、ソウル(聯合)
クルド人自治区のバルザニ自治政府議長(左)とMOUを交わす韓国石油公社の黄斗烈(ファン・ドゥヨル)社長(韓国石油公社提供)=14日、ソウル(聯合)
韓国が、イラク・クルド自治区に新たな鉱区を確保することになった。韓国石油公社を中心とする企業連合と、13日に訪韓したクルド自治政府代表団は、14日にソウルでインフラ建設と油田開発を連携する内容の了解覚書(MOU)を締結した。
 この鉱区は、生産物分配契約を締結済みのバジアン鉱区とは別に確保されたもので、合わせて4鉱区。埋蔵量は韓国が約1~2年使用できる量の10億~20億バレルと見積もられている。韓国企業連合の構成と権益分配問題はMOU締結後に最終決定されることになり、双方はMOUを土台に、近く具体的な実行契約を締結する見通しだ。

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 石油鉱区の確保とあわせ、双竜建設など国内企業で構成された建設分野の企業連合は道路など現地の社会間接資本(SOC)建設に参画することになり、イラク北部建設市場への進出に向けた足がかりも築いた。

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