会件する韓人会会長ら=5日、ワシントン(聯合)
会件する韓人会会長ら=5日、ワシントン(聯合)
【ワシントン5日聯合】韓国で米国産牛肉輸入開放交渉に対する反発の世論が広がっているなか、在米韓国人団体が米国産牛肉の安全性に関する一角の懸念は根拠がないとし、国民に韓米同盟関係と国益のために理性的な対応を求めた。
 ワシントン韓人連合会、北バージニア韓人会、首都圏メリーランド韓人会、メリーランド韓人会など、ワシントン近隣の韓人会会長らが5日に記者会見し、米国産牛肉の安全性論争にこうした立場を示した。4団体は、韓国で起きている米国産牛肉に対する「狂牛病怪談」は根拠のない誇張された主張、過敏な反応だと指摘した上で、こうした反発は誤解と不信により発生したものだとして国民に賢明な判断を呼びかけた。また、韓国政府に対しても国民の不信と懸念の解消に力を入れるよう求めた。

 米国政府に対しては、輸出用と国内消費用の米国産牛肉に違いがないことを確認し、一部でも不良品が流出しないように品質を徹底管理すること、検疫過程への韓国の参画を保障し韓国の決定を尊重することなどを求めている。


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