【ソウル1日聯合】ソウル市の保健環境研究院は1日、市内の大型建物とホテル、大型ショッピング施設、病院、銭湯などの冷却塔水と浴場施設の水708件を調査した結果、全体の10.7%でレジオネラ菌が検出されたと明らかにした。
 特に、銭湯やチムジルバン(韓国式サウナ)から採取した浴場水277件では20.9%からレジオネラ菌が検出され、このうち28件は1リットル当たり1万~10万個の菌が繁殖していた。銭湯やチムジルバンで繁殖がひどい原因は明らかになっていない。研究院関係者は、汚染された水が肺炎を誘発する可能性があるため格別の注意が必要だと呼びかけている。今回の調査でレジオネラ菌が発見された事業所では消毒と洗浄を行い、該当地域の保健所が再検査を実施する。

 一方、年初からのソウル地域でのレジオネラ症患者は7人と集計された。全国では16人。昨年はソウル4人、全国19人、2006年はソウル9人、全国20人のレジオネラ症患者が確認されている。

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