犯罪被害者支援連合会発足　広報大使にイ・ボムスら

犯罪被害に苦しむ人たちを助けようと、全国56か所の犯罪被害者センターを総括する＜全国犯罪被害者支援連合会＞が3日、ソウル・瑞草洞の大検察庁2階に事務所を開いた。
連合会はこの日、韓国のタレントのイ・ボムスとパク・ウネ、歌手のチャン・ユンジョンを広報大使に任命した。3人は犯罪被害者支援活動をアピールするとともに、犯罪現場の清掃や被害者慰労活動などに直接参加する。

イ・ボムス の最新ニュースまとめ

被害者支援センターは民間団体だが、検察の支援を受けて通常は検察庁舎に事務所を置いている。現在、5000人余りの会員が国や自治体の補助金と寄付金など74億ウォン（約7億円）の予算で、犯罪被害者への相談、医療・経済支援、身柄保護、法律相談、犯罪現場の清掃活動などを行っている。連合会は全国センターを統合・管理し、犯罪被害者専門相談員を育てるとともに、性暴力や放火事件などで苦しむ被害者らが互いの痛みを分かち合い、協力する自助組織作りをサポートする計画だ。