姜長官は、先進国が最近取っている流動性供給や利下げなど積極的で迅速な金融市場安定政策に対する積極的な支持を表明した。その上で、先進国で発生した金融危機で新興国が大変な困難に直面しているとし、こうした地域の金融市場不安が再び先進国に転移する現象を考えると、先進国の政策協調に新興国も含めるべきだと主張した。金融危機が長期化し実体経済まで悪化すれば、韓国のような新興国は外貨準備高で解決するしかなく、米国債などを売れば先進国も苦しくなると説明した。
多国間協力体制としては、G7やG14など先進国中心から抜け出し新興国を含むG20を積極的に活用するのが効率的で、韓国もG20での役割を一層強化するとの考えを示した。
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