同社は、別のドリルシップや浮体式石油生産貯蔵積出設備(FPSO)などの受注についても海外企業と交渉を進めており、年内に受注額は165億ドル以上に達する見込みだ。造船メーカー1社の船舶受注で世界首位は確実視されるという。
金融危機で世界的に船舶受注が低調な中でも、サムスン重工業はドリルシップやFPSOなど高付加価値船の受注の割合を80%に伸ばし、40か月分という安定した手持ち工事量を確保している。特に今年は、海洋エネルギー開発関連分野だけで102億ドルを受注し、創業以来初めて、海洋部門が商船部門の受注額を上回った。
また、ブラジル市場の拡大を見越し、ブラジル企業との協力関係構築にも力を注いでおり、これにより同国での海洋エネルギー開発船舶の受注でも有利に立てると期待している。
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