【ソウル29日聯合】現代自動車は29日、インド工場の生産体制を同日をもって3交替23時間勤務から2交替16時間勤務に転換すると明らかにした。現地市場の需要減少に伴う減産措置で、この体制をいつまで維持するかは市況を見て決定する方針だと、同社関係者は話している。
 現地メディアなどは、この勤務時間短縮でインド工場の生産量は以前より20~25%ほど落ち込むだろうと見通しを示している。

 同国政府から技術習得機会の提供などの目的で派遣された産業研修生2000人余りについては、大部分が研修期間が終えているが、生産人員を増やすだけの環境がないため正式な雇用契約を結ばない予定だ。

 インドはことし現代自など国内完成車メーカーの輸出額を引き上げた新興市場だが、先月の現代自の現地販売台数は前年同月より23.3%減と大幅に落ち込み1万4605台にとどまるなど、需要が急減している。
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