メダルを掲げてみせるキム・ヨナ(左)と3位の浅田真央=7日、バンクーバー(聯合ニュース)
メダルを掲げてみせるキム・ヨナ(左)と3位の浅田真央=7日、バンクーバー(聯合ニュース)
【バンクーバー7日聯合ニュース】フィギュアスケート4大陸選手権の女子シングルで、キム・ヨナが韓国選手初の金メダルを獲得した。
 7日(韓国時間)にカナダ・バンクーバーのパシフィック・コロシアムで行われた女子フリーで、キムは116.83点を獲得、先の女子ショートプログラム(SP)の72.24点と合わせ189.07点で優勝を飾った。4大陸選手権のデビューステージで金メダルを手にすると同時に、SPでは世界最高得点(71.96点)を塗り替えた。

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 フリーでは、ジャンプのミスとスピンの甘さで期待していた200点突破はならなかった。赤いドレスで氷上に登場したキムは、冒頭の3回転フリップ・3回転トーループのコンビネーションをクリアしたものの、唯一の「アキレス腱」だった3回転ループで着地不安からしりもちをついた。続く3・2・2回転のコンビネーションも、最初と最後のジャンプが回転不足と判定された。

 フリーが3位に終わったもののSPとの合計で総合優勝を決めたキムは、「3回転ループで失敗したが、チャレンジしたことそのものに満足している」とコメントした。

 一方、前大会チャンピオンの浅田真央はSP6位もフリーで1位に入り、合計176.52点で銅メダルを獲得した。
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