双方はその席で、北朝鮮の長距離ミサイル発射を国連安全保障理事会決議1718違反と規定、北朝鮮がミサイルを発射する場合、安保理に提起するなど国際社会の団結した対応を模索することにした。
青瓦台(大統領府)の李東官(イ・ドングァン)報道官が伝えたところによると、オバマ大統領は特に、国連安保理の対北朝鮮制裁決議案を準備していると明かすなど強硬対応方針を示したという。両首脳はまた、北朝鮮の核保有はもちろん核拡散なども受け入れられないとの見方で一致し、韓米共助と6カ国協議を通じ、完全かつ検証可能な北朝鮮核廃棄を追求することにした。
韓米FTAと関連しては、両国に相互に利益をもたらすとの認識で一致、FTAの進展に向け協力することを決めた。これは、オバマ政権が韓米FTAにやや否定的だったこれまでの立場を変えたものと解釈され、注目される。
オバマ大統領はまた、6月16日の首脳会談に向け李大統領を米国に招待する意向を示した。李大統領はこれを受諾し、オバマ大統領も近いうちに韓国を訪れることにするなど、首脳間の相互訪問も約束した。
両首脳はグローバル経済・金融危機にも言及。早期克服に向け全世界が財政支出を拡大するなど強力な政策共助に参加すべきとの認識で一致した。
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