3月現在の非正規労働者数は537万4000人で、昨年3月に比べ4.7%(26万4000人)減少した。2007年3月に577万3000人を記録してからは減少が続き、2年間で40万人以上が減った。特に、男性は21万7000人(7.6%)減、女性は4万7000人(1.7%)減で、男性の割合は50.4%から48.9%に、女性の割合は49.6%から51.1%に変わり、男女比が逆転した。年代別では、50代以上だけが増加した。
これは、非正規労働者差別の解消と乱用を防ぐことを目的に、2007年7月から非正規職法が施行されたためと分析される。賃金労働者全体に非正規労働者が占める割合は、昨年3月の35.2%からことし3月には33.4%に縮小した。
週当たりの労働時間が36時間未満の時間制労働者は131万6000人で、1.2%(1万6000人)増加した。女性が3.7%増え、男性は4.5%減少した。
一方、正規労働者数は3月現在1070万2000人で、1年間で3.3%(34万6000人)増加した。
賃金労働者の1~3月の月平均賃金は185万4000ウォン(約13万9000円)で、昨年の同時期に比べ2.4%増加した。非正規雇用は123万2000ウォンで3.1%減少した一方、正規雇用は216万7000ウォンで3.0%増加した。
賃金労働者の平均勤続時間は4年11か月で、昨年に比べ3か月延びた。これは、正規労働者が6年5月に4か月延びたためで、非正規労働者の場合は3か月短くなり、1年11か月となった。
非正規労働者に1年以上の勤続者が占める割合は41.4%で、1年間で2.7ポイント減った。なかでも、非正規職保護法の適用を受ける期間制労働者に1年以上の勤続者が占める割合は51.9%で、2.6ポイント下落した。
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