韓国銀行は同日午前6時に各金融機関への5万ウォン札の供給を終えた。一般顧客には発券局と地域本部で、1人当たり20枚(100万ウォン)を上限に両替に応じる。同日の金融機関での5万ウォン札引き出し需要は、ソウル地域5620億ウォンを含め全国1兆3530億ウォンと暫定把握している。同銀関係者は、今月末まででで2兆ウォン(4000万枚)前後の5万ウォン札需要があると予想している。
また韓国銀行は、視覚障害者の額面確認をより容易にするため、紙幣の長さで種類が区別できる「紙幣種類確認カード」1万枚を製作し、180余りの視覚障害者関係機関・団体に配布する予定だ。5万ウォン札の偽造を防ぐため、「紙幣偽造防止装置確認カード」4万枚も製作し、金融機関、流通業者などに提供する。このカードはアクリル製で、拡大鏡と隠し数字確認窓があり、紙幣が偽造されたものでないかどうか判断できるようになっている。
各金融機関では、年内に5万ウォン札の利用が可能な現金自動預払機(ATM)を1店舗1台ずつ運営する計画だ。韓国銀行関係者によると、大部分の銀行は6月または7月からATMの入れ替えを開始する見通しだ。
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