これで上半期の輸出は前年同期比22.3%減の1661億ドル、輸入は34.6%減の1445億ドルで、黒字額は過去最大の216億ドルを記録した。世界的な不況のあおりで輸出全体が減少傾向をみせたが、他国に比べると相対的に良好な実績だ。
上半期の輸出を品目別にみると、船舶が前年同期比33.6%、液晶デバイスが5.5%の増となった。これに対し、無線通信機器(マイナス13.8%)、鉄鋼(マイナス16.8%)、繊維(マイナス18.9%)などはいずれも輸出が減り、特に自動車(マイナス43.9%)、石油製品(マイナス48.9%)の減少幅が大きかった。
地域別では中国への輸出が22.9%減少したのをはじめ、米国(マイナス23.1%)、日本(マイナス33.1%)、欧州連合(EU)(マイナス25.9%)、東南アジア諸国連合(ASEAN)(マイナス29.7%)、中南米(マイナス26.0%)がいずれも減少、大洋州地域向け輸出だけが61.1%増えた。
知識経済部は、下半期の輸出は1950億ドル、輸入は1856億ドル前後で、100億ドルの貿易黒字を計上するものと見込んでいる。年末には輸出・輸入がいずれも増加に転じるものと予想した。
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