【ソウル11日聯合ニュース】賃上げ交渉で会社と妥結できないまま夏期休暇に入っていた起亜自動車労働組合が、休暇が終わると同時にストライキを再開した。
 起亜自が11日に明らかにしたところによると、労組は今月31日まで毎週昼夜4時間ずつの時限ストライキを実施することを決定。同日午前から全工場がストに突入した。労組側は、日程が定まれば会社との交渉に応じる考えで、進行状況に応じスト時間も柔軟に調整するとしている。
 起亜自労使は、5月から先月27日まで15回にわたり賃上げ交渉を行ったが、主要争点で合意を導出できないまま、今月1日から9日まで夏期休暇に入っていた。
 起亜自は先月27日までの労組の時限ストなどで、2万1000台余りの生産に支障を来たし、約3700億ウォン(289億円)の営業損失が発生した。

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