チャン・ジニョン の最新ニュースまとめ
チャン・ジニョンは昨年9月、健康診断を受けた際に胃がんが見つかり、これまでソウル大病院で治療を受けてきた。一時、状態が好転したように見られていた彼女は、今年5月に歌手キム・ゴンモの公演を観覧する姿が目撃されるなどしていた。また、7月には米国で療養し、その直後に恋人の存在も公開していた。
しかしチャン・ジニョンは先月、健康状態が悪化し再入院した。その際、がん細胞が体全体に転移し、回復が不可能という診断を受けた。事務所は「先月にすべての治療を中断し、家族とともに最期の時間を過ごしていた」と伝えた。また、ソウル大病院で治療中だったチャン・ジニョンは先月31日に、ソウル聖母病院に移ったがこの時には既に意識不明であったことが伝えられた。
1974年、全北(チョンブク)全州(チョンジュ)で生まれたチャン・ジニョンは、尚明(サンミョン)大衣装学科在学中の1992年に、ミスコリア忠南(チュンナム)の真(グランプリ)に選ばれ、芸能界デビューを果たした。
CMモデルとして活動していた彼女は1997年に女優に転身、『男女6人恋物語』、『順風産婦人科』などヒット作に出演しお茶の間の人気者となった。ドラマでは助演として活躍していたチャン・ジニョンは1999年から映画界にも進出し、以後10年間、映画女優として愛されてきた。『愛のゴースト』(99)、『サイレン』(00)、『反則王』(00)、『シングルス』(03)、『青燕』(05)などスクリーンの女王として君臨し、数々の映画賞を受賞した。
その後2007年、映画から再びテレビドラマへ復帰。SBSドラマ『ロビイスト』ではマリア役を演じた。この作品がチャン・ジニョンの最後の出演作となった。
遺族には両親と姉がいる。葬儀は4日に行われる予定だ。
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