部門別では原材料が5.2%上昇と、前月のマイナス2.9%から上昇に転じ、中間財も1.3%の上昇幅を記録した。一方、資本財は2.1%、消費財は1.4%、それぞれ下落した。
原材料の品目別の前月比上昇率をみると、原油が7.7%上昇したのをはじめ、銅鉱石15.8%、有煉炭6.3%、亜鉛鉱石18.8%、鉛鉱石14.0%の上昇率を示した。その半面、小麦は7.5%、豚肉は3.6%、牛肉は1.4%下落した。
中間財ではニッケル20.1%、銅11.9%、アルミニウム合金12.7%、銅版6.9%、合金鉄8.6%、ステンレス鋼板8.9%などの上昇幅を記録した。
韓国銀行の物価統計チームのイム・スヨン課長は、景気回復などに伴い原材料の需要が増え、価格が上昇したと説明。こうした現象は当分続くと見通した。
8月の輸入物価は前月比0.2%上昇し、6月(1.9%)と7月(0.7%)に続く上昇となった。品目別では、合成ゴム(16.7%)や電気銅(15.6%)、亜鉛合金(7.9%)などで上昇率が大きかった。無線電話機(マイナス3.8%)、大型乗用車(マイナス2.0%)、テレビ受像機(マイナス0.9%)などは下落した。
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