韓国ではすでに宗廟祭礼と宗廟祭礼楽(2001年)、伝統民俗芸能のパンソリ(2003年)、江陵端午祭(2005年)の3件が登録されており、無形文化遺産は8件に増えた。
「カンガンスルレ」(重要無形文化財第18号)は、ソル(旧正月)や秋夕(旧盆)に行われる歌、舞踊、音楽が三位一体となった総合芸術。踊っている女性の1人が音頭を取ると、全員が後に続き歌いながら円を描いて踊る。
「男寺党ノリ」(重要無形文化財第3号)は朝鮮時代後期に男性芸人が農村・漁村をめぐりながら行った興行で、民俗舞踊の風物ノリや皿回し、軽業、綱渡りなどが含まれる。
「霊山斎」(重要無形文化財第50号)は四十九日法要の一種で、霊魂が仏教を信じ、頼ることで極楽浄土に行けるようにする儀式。ヘグム(胡弓の一種)やブク(太鼓)を演奏しながら踊る。
「済州チルモリ堂燃燈グッ」(重要無形文化財第71号)は、済州市の神堂「チルモリ堂」で村の守護神に捧げる儀式で、韓国で唯一、海女が行う。
「処容舞」(重要無形文化財第39号)は、宮中舞踊で唯一、人の仮面を付けて踊る舞踊で、仮面と衣装、音楽、踊りを組み合わせた舞踊芸術だ。
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