制作報告会でのチャン・ナラ=7日、ソウル(聯合ニュース)
制作報告会でのチャン・ナラ=7日、ソウル(聯合ニュース)
韓国の歌手で女優のチャン・ナラが、『オー!ハッピーデイ』から6年ぶりにスクリーンにカムバックする。
 
7日にソウル・63シティで開かれた映画『空と海(ハヌルとパダ)』の制作報告会で、チャン・ナラは「(映画デビュー作の)『オー!ハッピーデイ』では演技で叱咤をたくさん受け、映画に出演するのが怖くなった」と明かした。だが久しぶりに良い作品に出会い、長年消えなかった恐怖心がすぐになくなったという。
 
映画では、知的レベルは劣るものの特定分野でずば抜けた能力を発揮する「サバン症候群」を患った24歳の女性、ハヌルを演じている。6歳の子どものように行動し、話し、考えようと努め、また共演者やスタッフも実際に子どもにするように接してくれたため、役に入り込みやすかったと振り返った。
 
ハヌルの弱々しいイメージを出すため、体重も38キログラムまで落とした。チャン・ナラは、台本にはハヌルが倒れてコーヒーをこぼすとあったものの、鏡を見るととても倒れるようには見えず、少し減量したが、プロモーションでややオーバーに伝わったと話した。
 
映画は、両親を失い一人で過ごすハヌル、継母と仲が悪く家を追い出されたパダ(ジュニ)、ピザ配達員のチング(ユ・アイン)の友情を描いている。オ・ダルギュン監督は「米国で映画の勉強をしていたとき、おじいさんと孫が手をつないで映画館に入る姿を見て、自分もそんな映画を作ろうと思った」とし、善良な映画が人気を集めればと話した。
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