民間・軍合同調査団が「天安」の調査を行っている(資料写真)=(聯合ニュース)
民間・軍合同調査団が「天安」の調査を行っている(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル18日聯合ニュース】海軍哨戒艦「天安」沈没事件の民間・軍合同調査団は、船舶が北朝鮮の魚雷で沈没したことを示す決定的な物証を確保したようだ。これを受け、軍当局は20日ごろに予定されている調査団の調査結果発表後、強硬な姿勢の対北朝鮮声明を発表する計画だ。
 軍高官は18日、7年前に回収した北朝鮮訓練用魚雷の火薬と、「天安」船体や海底から回収した火薬の成分が同じであることがわかったと明らかにした。
 沈没海域ともなった黄海沿岸で以前回収された北朝鮮訓練用魚雷は、弾頭はないもののスクリューを動かす際に用いる火薬が残っていた。一方、「天安」の煙突や海底の砂からは、魚雷の弾頭に用いる火薬成分「RDX(ヘキソーゲン)」が検出された。
 軍関係者は、RDXは欧米や東欧圏で使用されるが、火薬を製造する際の成分比率は国ごとに異なり、これは人で言えば指紋を確保したのも同様だと説明した。



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