【ソウル24日聯合ニュース】現代自動車が年内に完工予定のロシア・サンクトペテルブルク工場で、来年から現地仕様の「ベルナ」を生産する。
 現代自動車と業界が24日に明らかにしたところによると、ロシア工場は年産10万台規模で、60万坪の用地に総額3億3000万ユーロ(約371億1574万円)を投じ建設が進められている。
 ロシア仕様のベルナは新型ベルナをベースに、1.5エンジンを搭載し一部仕様を変更したロシア戦略型モデル。1.4、1.6ガンマエンジンを搭載した中国型ベルナとは異なる。
 現代自は9月末または10月初めに完工式を行った後、来年1月から量産に入る計画だが、近ごろ南欧発の金融危機が拡散していることから、量産開始時期をやや先送りすることも検討中とされる。
 また、ロシア工場では急増が見込まれる現地需要に対応するため、2012年には量産規模を15万台に拡大し、新たなモデルも投入する計画だ。
 現代自動車は昨年にロシアで7万4607台を販売。フォード、シボレー(ゼネラルモーターズ)に次いで輸入ブランド3位を記録した。



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