人工衛星搭載ロケット「羅老」(教育科学技術部提供)=2日、ソウル(聯合ニュース)
人工衛星搭載ロケット「羅老」(教育科学技術部提供)=2日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル3日聯合ニュース】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)の2回目の打ち上げを約1週間後に控えた3日、全羅南道高興郡の羅老宇宙センターで政府レベルの総合点検が実施される。教育科学技術部が2日に伝えた。
 「羅老」は、先月に上段(2段目)と下段(1段目)ロケットを連結する組み立てを終えた。各種連係テストや電気点検、国旗の太極旗や「大韓民国」のロゴ入れ作業、バッテリー充電などを完了している。発射台に移すための準備は4日ごろに終わる予定だ。
 また、羅老宇宙センターの発射台システムは、「羅老」との連係テストや打ち上げに必要な推進剤・高圧ガス充電を終えており、打ち上げ予定日の9日まで最適な状態で維持される。
 打ち上げ3日前の6日には、韓国と共同開発国・ロシアの専門家による打ち上げ準備の最終確認が行われる。ロケットは打ち上げ2日前に発射台に移される。
 打ち上げ前日にリハーサルを行い、気象条件が満たされれば、9日に打ち上げカウントダウンに突入する。



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