また、累積輸出は前年同期より29.5%多い4243億ドルで、すでに通年ベースの最高実績、2008年の4220億ドルを超えた。
知識経済部関係者は、北朝鮮による仁川・延坪島砲撃や欧州の財政危機拡大のなかでも輸出の好調が続き、先月は月間ベースでことし2番目の輸出額を記録したと説明した。
輸出を分野別にみると、主力品目が軒並み伸びている。一般機械が前年同月比59.7%急増し、半導体(36.3%)、パソコン(25.2%)、自動車(21.8%)、液晶デバイス(8.9%)、無線通信機器(5.9%)も善戦した。一方で、輸出に強かった船舶は3.8%の減少を記録した。
地域別(1~20日ベース)では、米国、中国(ともに25.2%)、東南アジア諸国連合(32.5%)向け輸出が増えたのに対し、欧州連合(EU)への輸出は6.1%減少した。
一方、先月の輸入は原材料が39.8%、資本財が18.7%、消費財が62.0%、それぞれ増加した。原材料では原油(41.9%)、ガス(43.9%)、石炭(46.2%)などエネルギー分野の輸入が大きく増えている。
知識経済部は、ことし通年の貿易黒字は410億ドル、輸出は4650億ドルを超え、どちらも過去最高値を記録するとの見通しを示した。さらに来年は、貿易規模が初めて1兆ドルを突破すると予想している。
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