アジアカップを控え、練習中の韓国代表=(聯合ニュース)
アジアカップを控え、練習中の韓国代表=(聯合ニュース)
【ソウル29日聯合ニュース】サッカーのアジアカップ(来年1月、カタール)で51年ぶりの優勝を狙う韓国代表が、中東の伏兵・シリアと強化試合を行う。
 趙広来(チョ・グァンレ)監督率いる代表チームは30日(韓国時間)午後6時50分、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビで、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング107位のシリアと対戦する。ことし最後のAマッチとなる。
 シリアは、日本、サウジアラビア、ヨルダンとともに、アジアカップ1次リーグB組に入る。韓国はインド、オーストラリア、バーレーンと同じC組。韓国はこれまでシリアとの対戦で2勝2分け1敗を記録し、優位に立っているが、直近の2試合では引き分けた。
 今回の強化試合のポイントは、「朴智星(パク・チソン、マンU)シフト」だ。
 当初は朴主永(パク・チュヨン、ASモナコ)をトップ下とするフォーメーションを構想していたが、ひざの負傷で欠場することになり、主将の朴智星をストライカー兼攻撃型MFに活用する代案が浮上した。Aマッチ経験の足りないFWをサポートするとみられる。
 趙監督は28日に李青龍(イ・チョンヨン、ボルトン)、奇誠庸(キ・ソンヨン、セルティック)、車ドゥリ(チャ・ドゥリ、セルティック)ら海外組の選手が合流したなかで、初の戦術練習を行い、朴智星をトップ下とするフォーメーションを採用した。強化試合の最終エントリーは、29日午後の練習を終えてから確定する。

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