【ソウル18日聯合ニュース】家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が発生して51日目となる18日、殺処分・埋却された家畜が200万頭を上回った。
 農林水産食品部によると、18日現在、殺処分・埋却された家畜は、韓牛(韓国在来種のウシ)が農家3099戸の13万4735頭、ブタが養豚農家908戸の196万4436頭。シカなどを含めた合計は4251戸の210万4448頭と集計された。
 これに伴い、農家への補償金や予防ワクチン接種など政府の支出費用が2兆ウォン(約1480億円)台を超えたと推定されている。
 そんななか、17日には大邱・北区の韓牛農家から感染疑いの届けが出され、防疫当局に緊張が走っている。大邱はまだ、口蹄疫が発生していない地域。ただ、13日以降、感染疑いの届け件数は急速に減り、予防ワクチンを通じた防疫が一定の効果を収めているとみられる。
 一方、鳥インフルエンザ感染による殺処分・埋却規模は、農家162戸の357万1387羽と集計された。

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