米ハーバード大学、ソウル・清渓川復元事業を学習へ

【ソウル9日聯合ニュース】米ハーバード大学のデザインスクールがソウル市内を流れる清渓川の復元事業に関する書籍を発行し、ことし後期から授業の教材に採択する予定だ。青瓦台（大統領府）関係者が9日、明らかにした。
　清渓川復元事業は李明博（イ・ミョンバク）大統領のソウル市長時代、2年3か月をかけ、約5．8キロメートルの区間で行われた。2005年10月に開通し、ソウル市民の憩いの場となっている。
　同大学のデザインスクールは2009年夏期からソウル市政開発研究院の協力を得て、清渓川復元事業の研究を始め、昨年末に研究結果を260ページにまとめた。「都市と河川－清渓川復元プロジェクト」と題した書籍は1月末、韓国語版と英語版が同時発売された。
　同書籍は清渓川復元事業を「世界の都心開発事業の中で最も成功したプロジェクト。韓国で河川の環境再生事業を促進する出発点となった」と評価している。