この製品をモジュールとすれば最大64ギガバイトの高容量が可能になり、サーバーやワークステーションなど大容量メモリー需要に最適だとの説明だ。
従来のワイヤボンディング技術を用いた方法では、高容量化のためチップを積層するほど信号伝達のためのワイヤーが複雑になりパッケージが大きくなる短所があったが、チップを垂直に重ね貫通電極を形成することで、2倍以上の積層が可能になった。
ハイニックス半導体研究所所長の洪性柱(ホン・ソンジュ)専務は、TSV技術を適用した高容量メモリー製造技術は、向こう2~3年でメモリー産業の中核技術になるとの見方を示した。
ハイニックスは2013年以降に本格化が予想される64ギガバイトモジュールの量産を準備するとともに、従来のモバイル向けDRAMよりデータ転送速度が8倍速いワイドI/O TSVの開発も進める方針だ。
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