OECD傘下の中国研究非公式グループ議長に選出された許京旭氏=(聯合ニュース)
OECD傘下の中国研究非公式グループ議長に選出された許京旭氏=(聯合ニュース)
【パリ9日聯合ニュース】韓国の許京旭(ホ・キョンウク)・経済協力開発機構(OECD)代表大使が9日、OECD傘下の中国研究非公式グループ(Informal Reflection Group on China)の議長に選出された。

 同グループはOECDと中国の協力推進を目指し、2005年にOECDの対外関係委員会に設置された大使級の非公式グループ。OECDの閣僚理事会が2007年に中国、インド、南アフリカ共和国、ブラジル、インドネシアの非加盟5カ国との関係を強化しようと公式プログラムを発足。その後、OECDの対中政策を総合的に議論し、戦略的方向を設定する場として機能してきた。 
 許大使が議長に選出されたことについて、韓国のOECD代表部は、アジアの加盟国のなかで先進国の仲間入りを果たした韓国がOECDと中国をつなぐのに最適だとのコンセンサスができたため、と説明している。
 許大使は「OECDの対中活動が中国経済や中国社会の先進化に寄与できるようにしたい。またOECDと中国、韓国の関係についても相乗効果が生まれるよう、多様なプログラムを実施していきたい」と抱負を語った。

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