訪韓中の杉山局長は同日午前、ソウルの外交通商部庁舎を訪れ、魏聖洛(ウィ・ソンラク)朝鮮半島平和交渉本部長と会合。その後の会見で明らかにした。そのうえで、「対話のための対話」は望ましくないとの考えを示した。
また杉山局長は、北朝鮮核問題とともに、日本人拉致問題などでも成果があってこそ、6カ国協議に進むことができると述べた。
北朝鮮のウラン濃縮計画に関しては、国連が安全保障理事会などで扱うべきというのが基本的な立場だと述べ、安保理対応が先だという基調を改めて示した。
21、22の両日に日本で開催する韓日中首脳会談の開催地については、「ここで言及するのは適切ではない」とし、返答を避けた。
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