キャンペーンに参加した元従軍慰安婦女性と生徒ら=6日、城南(聯合ニュース)
キャンペーンに参加した元従軍慰安婦女性と生徒ら=6日、城南(聯合ニュース)
【城南6日聯合ニュース】旧日本軍慰安婦の被害を伝えるキャンペーンが6日、京畿道の城南市庁で開かれた。元従軍慰安婦の福祉施設「ナヌムの家」、日本軍慰安婦歴史館、国際平和人権センターが、慰安婦被害問題を通じ歴史を学び正しく知るとの趣旨で、殉国先列と護国英霊の魂をたたえる記念日の顕忠日を迎え開催した。
 元従軍慰安婦を支援する「平和と人権に向けた全国中高生ボランティア連合会」が主導したキャンペーンには、慰安婦被害女性や中高生、保護者ら700人が参加。被害女性らの証言や日常などを盛り込んだドキュメンタリー映画「ナヌムの家」の上映や、慰安婦被害の歴史資料展示などが行われた。
 キャンペーンに参加した高校3年生の女子生徒は「苦難の歴史を記憶せず教えようとしない民族に未来はないと思う。今回のイベントを通じ、被害女性の苦痛を分かち合い、日本の歴史わい曲を阻止することに一助したい」と話した。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0