イギリスでK－POPファン集会「YG歌手公演開いて」

イギリス・ロンドンのトラファルガー広場で9日、さまざまな国籍のK－POPファン300人が集まり、韓国男性グループ「BIGBANG」やガールズグループ「2NE1」などが所属する芸能事務所YGエンターテインメントの所属アーティストジョイントライブ開催を求める集会を行った。

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　イギリスに移民した韓国人女性が先月にソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）のfacebook（フェイスブック）を通じ呼びかけたものだが、現地の多くのファンが賛同し、9月に開かれるテムズ川の祭り「テムズフェスティバル」で、YGエンターテインメント所属アーティストのライブを開催してほしいと訴えた。
　参加者したファンらは、YGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク社長や好きなアーティストの写真、太極旗、各種プラカードを手にしたファンらは、韓国語で彼らの歌を歌いダンスを踊りながら、広場からテムズ川にかかる橋を渡りロンドン・アイまで1．6キロを移動した。

　「BIGBANG」のファンだというイギリスファンクラブ会員の19歳の女性は、集会参加者は予想より少なかったとしながらも、「私たちのエネルギーはそれ以上に熱い」と語った。また、動画投稿サイトYoutube（ユーチューブ）でK－POPに接しファンになったというイスラム系イギリス人の17歳の女性は、「YGの歌手がイギリスに来てくれたらうれしい。K－POP歌手に世界のスーパースターになってもらいたい」と話した。

　テムズフェスティバルの関係者は「私だけでなくたくさんの人が集会のようすを見ていた。国籍を問わず若いファンが熱狂している姿が印象的で、感銘を受けた」と話した。フェスティバルではこの5年間、韓国文化コンテンツを扱っており、ことしはK－POPを紹介する計画だと紹介した。韓国歌手を招待することが決まったと伝えられる。

　現地ファンの盛り上がりを受け、YGエンターテインメント側は「特定の組織が関係せず、純粋に自由な集会を行ったファンの姿は、ステージの上で自由奔放なYGの歌手たちと似ている。イギリスがK－POPの種をまくのに最適な土壌だということを知った」とコメントした。また、テムズフェスティバル参加を前向きに検討すると明らかにした。

　欧州ではフランス・パリで5月、SMエンタテインメント所属アーティストによるコンサートの追加公演を求めるファン300人が集会を行っている。