【ソウル聯合ニュース】知識経済部が15日に発表した8月の輸出入動向(確定値)によると、輸出は前年同期比25.9%増の459億4000万ドル(3兆5100億円)で、輸入は同28.9%増の454億6000万ドルと集計された。
 貿易収支黒字は約5億ドルで、前月(49億ドル)よりは大幅に減少したものの、19か月連続で黒字を維持した。夏休みシーズンなどによる操業減少が影響したとみられる。
 輸出品目では石油製品が原油価格上昇による輸出単価上昇の影響で、昨年7月より82.7%増え50億6000万ドル。過去最大をマークした。そのほか、船舶(79.9%)、乗用車(33.7%)などは好調を維持したが、半導体(マイナス13.0%)などIT製品は依然不振から抜け出せなかった。
 輸入は原油(45.8%)、原材料(37.0%)、消費財(32.5%)、資本財(14.1%)などで増加が目立った。
 一方、1~8月の累積輸出は3488億ドル、輸入は3478億ドルで、貿易収支は210億ドルの黒字を記録した。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0