中東油田開発の契約締結を評価＝李大統領

【ソウル聯合ニュース】李明博（イ・ミョンバク）大統領は6日、定例のラジオ演説で、アラブ首長国連邦（UAE）と油田開発の契約を締結したことと関連し、「韓国が金城鉄壁を突き崩し、40年ぶりに中東油田開発の道を開いた」と述べた。

　韓国石油公社とGSエナジーで構成された韓国企業連合は前日、アブダビ国営石油会社（ADNOC）と未開発油田3か所に対する本契約を締結した。
　李大統領は「政府はこの2年間、UAEの油田開発事業に参加するため、努力してきた。原油埋蔵量で世界6位となるUAEの油田を確保できたのはエネルギー安保面で大きな力になる」と評価した。
　また、今後開発する三つの油田のうち、二つの油田の面積はUAEのアブダビ首長国全体の10分の1に当たる規模だと説明。これまで首脳外交などさまざまな努力を行い、UAEと信頼関係を築いてきたのが大きく役立ったと強調した。