オバマ大統領はイランの核問題については、国連安保理常任理事国5カ国にドイツを加えた「5+1」での協議を支持した。
反体制派への弾圧が続くシリア情勢については、両首脳は国連とアラブ連盟の合同特使を務めるアナン前国連事務総長を支持した。
米ロ関係の最大の障害となっている北大西洋条約機構(NATO)の欧州ミサイル防衛(MD)システム構想については、メドベージェフ大統領は「われわれにはまだ合意を通じた解決に至る時間が残っている」として、専門家協議を通じた解決に期待を示した。
米ロ関係については、メドベージェフ大統領は「過去10年間のうちここ3年間が最も良い時期だった」との見解を示した。これに対しオバマ大統領は、米ロ関係発展の成果として新戦略兵器削減条約(新START)の発効を挙げた。
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