会談を行った李大統領とギラード首相=27日、ソウル(聯合ニュース)
会談を行った李大統領とギラード首相=27日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領とオーストラリアのギラード首相は27日、ソウル核安全保障サミットが開かれている総合展示場COEXで会談し、北朝鮮に長距離ロケット発射計画を撤回するよう促した。
 両首脳は、ロケット発射は国連安全保障理事会決議に反するもので、域内の平和と安定を大きく脅かすとして懸念を表明。今回のサミットで採択される共同声明「ソウルコミュニケ」の履行に向け協力を強化することで合意した。
 両首脳は続けて、エネルギー・資源、気候変動、グリーン成長(環境と経済活性化を両立させる成長戦略)、韓国・オーストラリアの自由貿易協定(FTA)など両国の懸案を話し合い、企業間の協力事業に向け連携を続けていくことで一致した。


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