【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は27日、3月の経常収支が30億4000万ドル(約2500億円)の黒字を計上したと明らかにした。黒字は前月(5億6000万ドル)と比べ大幅に増加した。
 商品収支(貿易収支に相当)も30億ドルを記録し、13億1000万ドルだった前月から急増した。乗用車、石油製品などの輸出が前月より好調だったため。
 輸出は前月を上回る474億2000万ドルとなった。前年同期比では乗用車の増加傾向が続いたが、船舶、電気・電子製品の輸出が減少に転じた。特に、米国、中東に対する輸出は増加を維持したが、欧州連合(EU)、中国などは減少した。
 輸入は444億2000万ドルで前月よりやや減少した。前年同期比では消費財の輸入増加が鈍化し、原油、ガスなどの原材料と資本財が減少した。
 サービス収支は旅行収支と知的財産権の使用料が前月より改善され、7億ドルの黒字に転じた。 
 一方、1~3月期の経常収支は26億3000万ドルの黒字を計上し、前年同期と同水準となった。

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