李在鎔社長=(聯合ニュース)
李在鎔社長=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長の長男で、同社社長の在鎔(ジェヨン)氏が、世界の自動車メーカーの最高経営責任者(CEO)と相次ぎ会談し、次世代自動車の電子部品事業を加速している。
 サムスングループは7日、欧州を訪問中の李社長がフォルクスワーゲンのマルティン・ヴィンターコルンCEOと会談し、今後の協力策を協議したと明らかにした。
 李社長は4日にはフィアット・クライスラーグループの持ち株会社、エクソールの社外取締役に推薦されている。
 また、昨年10月にはゼネラル・モーターズ(GM)、今年1月にトヨタ自動車、2月にBMWのトップとそれぞれ会談した。今後はフォード・モーターのCEOと会談する予定。
 サムスン電子は同社が自動車事業に再進出する可能性について強く否定した上で、李社長が自動車に使われるバッテリーや半導体、有機発光ダイオード(OLED)などの次世代電子製品に強い関心を持っていると説明した。

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