明治大学は14日に記者会見を開き、同シンポジウムを来月9日に東京・駿河台キャンパスで開催すると発表した。孫基禎氏は日本が朝鮮半島を植民地支配していた1936年のベルリン五輪に日本人として出場し、マラソンの金メダリストになった。1937年から39年まで明治大学で学んだ。今年10月14日が生誕100年にあたる。
福宮賢一学長はシンポジウムについて、「明治大学と孫基禎先生の縁を振り返る。スポーツを通じた国際交流が活性化する契機になるだろう」と話した。
シンポジウムには作家の柳美里さんや同大学OBでプロ野球のヤクルトなどで活躍した広沢克己さん、孫さんの子息、正寅(ジョンイン)氏らも出席するという。
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