【ソウル聯合ニュース】サムスン電子が、1~3月期に世界の薄型テレビ市場で好調な実績を挙げ、「7年連続シェア1位」達成に向け順調なスタートを切った。
 調査会社のGfKとNPDによると、同社は世界の薄型テレビ市場で1~3月期にシェア30.2%を獲得し、1位を記録した。シェアは2010年が23.3%、2011年が26.6%と毎年大幅に拡大している。
 特に、2大テレビ市場の欧州と北米で良好な実績を挙げている。欧州では35.9%と2位の3倍以上のシェアを獲得し、北米でも35.3%と不動の1位をキープした。その他地域での薄型テレビシェアは、中東が33.5%、アフリカが38.7%、東南アジアが27.7%、中南米が27.8%となっている。
 一方、欧州24カ国のスマートテレビ市場では、2~4位のメーカーの合計を上回る43.7%のシェアを獲得した。北米でも2位メーカーの3倍以上となる47.3%を記録、圧倒的優位に立っている。
 3D(立体)対応テレビの市場でも、欧州で46.6%、北米で54.4%のシェアを獲得し、独走を続けている。

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