ソン・イルグク
ソン・イルグク
KBS1TV「2012希望ロード 大長征」は21日午後5時35分より「ソン・イルグク、不毛の地ブルキナファソの涙を見る」を放送する。

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 同番組では、俳優ソン・イルグクと一緒に西アフリカのブルキナファソを訪問。ブルキナファソの1人当たりの国民所得はわずか508ドル(約4万円)と絶対貧困層の比率と識字率がそれぞれ46.4%、78%に及ぶ貧しい国だ。

 近ごろのひどい干ばつは、農業を営む大勢の国民を食糧危機に追い込んだ。特に、15万人に達する子どもたちが慢性栄養失調で苦しんでいる。

 また、ブルキナファソの子どものたちの間では「バーキットリンパ腫」という腫瘍が急速に広がっている。免疫不全状態の子どもたちはウイルスに感染すると、顔やお腹に腫瘍ができ、なすすべなく亡くなっていくのだ。

 10歳のある少女は「手足がなくなった時は、死ぬかと思った」とし、「今も、生きていけるという期待はしていない」とあきらめたように話す。少女は、病院での治療は叶うことがなく、手足をすべて失ってしまった。

 また16歳の子どもは30メートルを超える地下で、安全装置も付けずに金鉱を毎日探す。その子がお金を稼ぐ理由は、ただ学校に行きたいからだ。

 厳しい現状を知ったソン・イルグクは、ブルキナファソの子どもたちに学校での授業と食料を与える希望センターをプレゼントした。

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