関連業界などによると、トヨタ自動車は「サイオン・xB」の生産終了方針を決めた。日産自動車も2013年型「キューブ」の二つの仕様変更モデルの生産を終了する。
米市場で2002年末に発売を開始したトヨタ自動車の「サイオン・xB」は2006年には6万1306台が売れるなど高い人気を得たが、昨年の販売は1万7017台まで落ちた。日産「キューブ」も今年に入り販売台数が月1000台を下回っている。
一方、2009年3月から米市場で発売された「ソウル」は同年3万1587台が売れ、一気に軽トールワゴン市場で1位に浮上した。その後も、2010年に6万7110台、2011年に10万2267台を記録し、競合車種との差を広げた。
今年上半期の販売台数でも、「サイオン・xB」は1万206台、「キューブ」は4085台にとどまったが、「ソウル」は6万3635台が売れ、米国の軽トールワゴン市場でシェア82%を記録した。
起亜自関係者は「『ソウル』は米市場攻略に向けた主力車種で、今後も米販売をけん引する戦略車種になる」と話した。
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