【ソウル聯合ニュース】韓国と米国が金日成主席の銅像破壊を計画したと主張し、謝罪と関係者の処罰を求めた北朝鮮について、韓国統一部の朴秀珍(パク・スジン)副報道官は1日の定例会見で「対応する価値がない」と批判した。また、北朝鮮の主張は「事実ではない」と強調した。
 北朝鮮が処罰の対象として名指しした北朝鮮脱出住民(脱北者)らに対しては、「脱北者は基本的に身の安全を保護する対象となる。関係機関の必要な措置があると思う」と述べた。
 北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会は前日、銅像破壊などのテロ行為に対する謝罪と関係者らを処罰するよう要求した。要求が受け入れられない場合、関係者の処刑をはじめ、「相応する措置を取る」と警告した。
 処刑の対象としては、北朝鮮人権活動家の金永煥(キム・ヨンファン)氏、脱北者出身で国会議員の趙明哲(チョ・ミョンチョル)氏、北朝鮮向け短波ラジオ・自由北韓放送代表の金聖ミン(キム・ソンミン)氏らを挙げた。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0