夏も終盤。とても蒸し暑かったことしの夏。だからなのか、夏の夜に開かれたロックフェスティバルはより熱く燃えていた。強靭なミュージシャンたちとのフェスティバルのようすを伝える。

チャン・ギハ の最新ニュースまとめ

 7年目を迎えた仁川を熱くする「ペンタポート・ロック・フェスティバル」(8月10日~12日)。水辺に設置されたステージを埋めた強力なロックサウンド。そして暑い夏、音楽に体をゆだねる若者の叫び声。ことしは歴代最多観客数の7万人以上が訪れ、ロックフェスティバルの元祖であることを証明した。

 日本のサマーソニックと連携し初開催となった「スーパーソニック・フェスティバル」は、アメリカのロックバンド「スマッシング・パンプキンズ」や韓国を代表するバンド「チャン・ギハと顔たち」ら豪華ラインナップに、公演前から注目が集まっていた。雨にもかかわらず、室内公演場の熱気は時間が経つにつれ熱くなった。日常のストレスを解消しようと、観客もミュージシャンも音楽に酔った夜。言葉どおり熱狂のルツボだった。

 イギリスのロックバンド「レディオヘッド」初の韓国公演に期待が寄せられた「Jisan valley rock festival」など、夏の夜を輝かせるロックフェス。日常の荷物を下ろし、ロックの情熱に身をまかせる間に、暑かった夏は、徐々に終わりに近づいている。