【ソウル聯合ニュース】安住淳財務相は17日の閣議後の記者会見で、10月末に期限を迎える韓日通貨スワップ協定の拡大措置と関連し、「延長するかどうかを含め白紙の状態だ。(見直しを)考慮している」と述べた。安住財務相が通貨協定の見直しを検討すると言及したのは今回が初めて。
 安住財務相は特に、李明博(イ・ミョンバク)大統領が天皇に謝罪を求めた発言について、「日本の国民感情を逆なでするような発言は看過ならない。まったくクールに判断するというのは難しい」と語った。
 また、「厳しい韓国の経済状況に手を差し伸べたつもりだが、大変残念だ。あらゆる選択肢を政府として考える」と話した。
 財務相は24日から韓国訪問を予定していたが、今回の事態を受け延期を表明した。

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