訓練には独島警備艦(5000トン級)をはじめ、警備艦6隻、航空機3機が参加する。旅客船で火事が発生した状況を想定し、乗客を救助する訓練を行う。
訓練は当初、独島から西に約17マイル(約27キロ)離れた海上で行われる予定だったが、鬱陵島から南東5マイル(8キロ)にある海上に変更された。朝鮮半島方面に約50キロ移動している。当初の訓練予定地は韓国と日本の排他的経済水域(EEZ)の境界が確定されていないため、両国漁船が操業できる。
海洋警察は今回の訓練は独島の防衛訓練ではなく、海上災害対応訓練のため、独島付近で実施する必要はないとしている。場所を変えたのは両国関係が冷え込むなか、日本を刺激することを回避するためとの見方が多い。
海洋警察関係者は「独島をめぐる不要な論争を巻き起こす必要がないと判断し、訓練場所を変更した」と説明した。
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