ドラマ「スキャンダル~春香を愛した男~」主演イ・ソンホ(C) CJ E&M CORPORATION
ドラマ「スキャンダル~春香を愛した男~」主演イ・ソンホ(C) CJ E&M CORPORATION
韓国ドラマ「スキャンダル~春香を愛した男~」の主演俳優イ・ソンホのインタビューが届いた。

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 同作は美しくも過激過ぎて放送時自主規制のかかった禁断のアートエロティックラブストーリー。韓国版源氏物語「春香伝」を新たな解釈で描き、韓国に衝撃を走らせた映画「春香秘伝 The Servant 房子伝」、人間模様をより鮮明に描く、待望のTVドラマ化となった。朝鮮王朝時代の妓生(日本でいう芸妓)の娘の身分違いの愛を濃密に描き、TV界では類をみない演出・芸術作品として、韓国では新たに「TV映画」というジャンルを作った衝撃作だ。

 去る10月3日より「スキャンダル~春香を愛した男~」ノーカット完全版vol.1~vol.2がTSUTAYAでのみレンタルを開始し、来る10月26日より2枚組DVDがリリースとなる(発売元・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ/セル販売元:エスピーオー)。

 主演俳優イ・ソンホは「メリは外泊中」「タムナ~Love the Island」などに出演した個性派俳優。「スキャンダル~春香を愛した男~」では、大胆な演技に挑戦し衝撃的な激しい愛を体当たりで演じており、妖艶な雰囲気で絶世の美女を演じるイ・ウヌとの愛を描く。

<b>-本作を選んだ決め手を教えて下さい。</b>
まず、原作映画の「パンジャ(房子)伝」を面白く見ましたし、本作のポン・マンデ監督が思い描くパンジャの姿を聞いて、僕の演技でうまく具現できると思いました。僕が演じるパンジャと以前のパンジャはどんな風に異なった姿で描かれるかについても好奇心と期待が大きかったです。

<b>-一途に愛を貫くパンジャですが、彼の魅力をどのように意識して演じましたか。</b>
パンジャの感情変化は純粋なので、その感情を見つけ出すのは簡単なほうでした。まず、恋に盲目になってしまった人の姿というか…。パンジャと似たキャラクターを探そうとなったら、「未来少年コナン」でコナンがラナを愛する姿と一致すると思います。

<b>-朝鮮王朝時代の説話「春香伝」は韓国では皆さんご存知の作品かと思いますが、本作は新たな解釈を元に、パンジャを主役に配したストーリーとなっています。逸話の「春香伝」との違いと、違いを意識した本作だからこその魅力を教えて下さい。</b>
まず、今回の「スキャンダル~春香を愛した男~」はちょっと特別だと思います。春香伝を再誕生させた映画「パンジャ伝」、そしてその映画を再誕生させた「TVパンジャ伝」(邦題「スキャンダル~春香を愛した男~」)。人間で例えると3世代目、つまり「春香伝」の孫のような作品です。その血筋を受け継ぎながらもまるで別の姿を持っています。(本作の醍醐味は)イギリスのシェークスピアの「ハムレット」を様々な演出、俳優が演じたとき、観客がそれらを比較しながら見るときに感じる、どんでん返しと新しいストーリーを辿っていく楽しみではないでしょうか。

<b>-パンジャとチュンヒャンの身分を越えた愛に胸打たれましたが、イ・ソンホさんは障害を乗り越える恋愛についてどう思いますか。</b>
まず、身分制度が無いこの時代に生まれて来たことに感謝し、もしその時代に同じ恋をしたとしたら十分命をかけてその恋をかなえてみる価値があると思います。

<b>-舞台セットだけでなく、河原や山林のシーンも美しかったですが、ロケの中で気にいっているシーン、もしくはお薦めのシーンがありましたら教えて下さい。</b>
本作は主に韓国の全羅道地方で撮影を行いました。自然環境は舞台を圧倒するほど美しかったと思います。特に、春香が水遊びをしていた九竜滝の景観と水がとても綺麗でした。

<b>-チュンヒャンとパンジャが出会うシーンはとても印象的でした。イ・ソンホさんご自身もそのように一目ぼれした経験はありますか。</b>
僕もパンジャ同様初めてのフィーリングを大切にします。初対面でフィーリングが通じ合えなければ恋愛感情がそれ以上は芽生えません。僕が好意を持つ相手がいる場合は、積極的にアピールするよりは、その時の状況に合わせて自分の気持ちを伝えるほうです。無理にアピールしたり強要したりはしません。そして、相手と僕がともに好んで通じ合えるテーマがあれば、そのような部分から一つ一つ話し合いながら親しくなっていくと思います。

<b>-モンリョン役のヨ・ヒョンスさんとは、仕えている主人とライバルになるという設定でしたが、どのように意識して演じましたか。また、ヨ・ヒョンスさんとの撮影時のエピソードなどありましたら教えて下さい。</b>
今回の撮影ではモンリョンととても仲良くしていたので、楽しく過ごしていました。ヒョンスさんは僕より年下ですが、食べ物(グルメ)好きでどこに行こうが評判のお店を見つけては一緒に行こうと連絡してくれたりしました。また、宿泊先でものすごい食べ物を用意して、僕と監督を招待してくれました。そうやって一緒に飲んで楽しんでいましたね。

<b>-役者をしていて苦労したことは何ですか。</b>
「スキャンダル~春香を愛した男~」は僕が初めて臨むメイン主人公役だったので、作品をリードしていくという責任感を持ち演技面でも非常に欲張った作品でした。撮影中、目標に集中したためか苦しいとか大変だとは思ったことがありません。

<b>-これから挑戦したい役、やりたい事はありますか。</b>
スイートなメロドラマのかっこ良く洗練された主人公も良いですが、時には僕たちが生きている日常を静かに見つめメッセージを投げかけられる作品で、リアルな日常を盛り込んだ役柄も演じてみたいです。

<b>-日本のファンのみなさんへメッセージをください。</b>
「スキャンダル~春香を愛した男~」で僕が演じた、命がけの愛のために身を投げる素敵な男をお楽しみにしてください。これからドラマ、映画に関わらず良い作品、良い役柄でまたお訪ねします。皆さんのご健康とご多幸を願います。

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