韓国の監督が演出した映画としては初めて中国のボックスオフィス1位を記録したホ・ジノ監督の「危険な関係」が公開された。出演者たちが「第17回釜山国際映画祭」に出席した。

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 ある女性の純潔をめぐり繰り広げられる2人の男女の賭け。そして愛と裏切り、願望と死。愛のすべてを盛り込み、既に古典となってしまった18世紀仏の小説「危険な関係」。その小説をスクリーンに収めたホ・ジノ監督の「危険な関係」は、時代的背景を1930年代の中国・上海に移した。韓国のスター、チャン・ドンゴンと中華圏を代表する女優チャン・ツィイーとセシリア・チャンが劇中、奇妙な三角関係を繰り広げる。

 映画の主人公たちが「釜山国際映画祭」を訪れた。チャン・ツィイーは慈善事業に専念する純粋な女性トゥポンウィを演じた。「ソフィーの復讐」でソ・ジソブと共演している彼女は、今回も韓国を代表する美男俳優チャン・ドンゴンと息を合わせた。

 一方のセシリア・チャンはチャン・ドンゴンとは「PROMISE 無極」に続いて2度目の共演となる。上海の社交界を支配するモジエウィ役。真の愛を求めてきたが、それを知ることのできない悲劇の女性だ。

 ホ・ジノ監督は、せりふが中国語だったため演技指導に困難を極めたと吐露し、中国語のみで演じたチャン・ドンゴンも言語の壁を感じたという。彼らは公式記者会見終了後、映画の殿堂でレッドカーペットを歩いた。