国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会出席のために訪日中の金総裁は、来年の成長予想について、「世界経済の状況を考慮すれば3.2%は悪くない。善戦していると言っていい」と力説した。今年の2.4%については、韓国は2%台の成長を経験したことがないため低いように見えるとの認識を示した上で、「国内でなく対外要件が悪化したためだ」と説明した。
韓国の消費者物価見通しについては、今後3年間2.7%程度上昇するとした。ただ、物価上昇は原油と穀物の価格に大きく左右されるため、「統制が困難な部分がある」と述べた。
韓国と日本の通貨交換(スワップ)拡大措置が打ち切られることと関連しては、韓国金融市場に与える影響は今のところないと話した。
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