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チョン・ジュノが“ヤクザ”役にターボをかけた。
全国観客600万人以上を動員した『マイボス・マイヒーロー(原題:頭師父一体)』に続き、新作映画『神々しい系譜』(監督:チャン・ジン/制作:KnJエンターテイメント、フィルム・イット・スダ)で、再びヤクザ役を演じることになり、闘志を燃やしている。
『神々しい系譜』は、組織に裏切られたヤクザのトン・チソン(チョン・ジェヨン)が、刑務所で“神々しい系譜”という名の組織を作り脱獄、復讐するという内容。チョン・ジュノはトン・チソンの古くからの親友で、幼い頃から同じ組職に身を置き、一緒に歩んできた理性的な行動隊長キム・ジュジュン役で、親友を捨てた組職と組職に裏切られた親友の間で葛藤するキャラクターを演じる。
最近、益山(イクサン)の刑務所セットで対面したチョン・ジュノは、「チャン・ジン監督が『男たちの挽歌』のチョウ・ユンファのような素敵な役だと誘ってきて、キム・ジュジュン役を引き受けた」と、再びヤクザ役を選んだ理由を説明した後、「感興のないヤクザ映画ではなく、情があって高品格の笑いがある映画になるはず」と、自身のキャラクターと映画のクオリティへの自信を表した。チョン・ジュノがこのように立て続けに“ヤクザ”キャラクターを選んだことには、誰も知らない理由がある。彼に舞い込んでくるほとんどのシナリオが、“ヤクザ”を素材にしているからだ。
チョン・ジュノの所属事務所関係者は、「オファーを受ける役柄は、ヤクザか警察。チョン・ジュノを狙ってくるシナリオのほとんどがヤクザのキャラクターで、後はマフィア役もやらなきゃならないのかと冗談を言い合うくらい」と説明した。
デビュー当初のチョン・ジュノのイメージは優しくて柔らかい男だった。しかし、最近成功した映画『公共の敵2』、『マイボス・マイヒーロー』が悪役やヤクザ役で、強烈な印象を植え付けてしまいイメージに対するプレッシャーはないのだろうか。
チョン・ジュノはこれについて、特に気にしないという立場だ。
「僕の軽い笑いが交ざれば映画が面白くなる」と話す彼は、“ヤクザ”だが温かな人間味を持ったキャラクターを作り、今回の映画でもヒットを目指すという考えだ。
写真提供=フィルム・イット・スダ
<b>チョン・ジュノ チャン・ジン監督の不思議な縁</b>
<b>『ガン&トークス』で機会を逃す</b>
数年の歳月を経て再び集まり、映画『神々しい系譜』で、“チャン・ジン師団”に合流したチョン・ジュノが、チャン・ジン監督との奇妙な縁を打ち明けた。
自身の“色”がはっきりしているチャン・ジン監督と、興行俳優として浮上したチョン・ジュノの出会いで期待を集めている映画『神々しい系譜』に先立ち、彼らは5~6年前に『ガン&トークス』で共に仕事するはずだったという。チョン・ジュノは「以前『ガン&トークス』のキャスティングオファーが入ったことがある」「ほぼ出演するはずだったが、シン・ヒョンジュンのせいで出演を諦めた」と伝えた。
当時、チャン・ジン監督がチョン・ジュノにオファーした役は、チョン・ジニョンが演じた刑事役だった。しかし、キャスティング当時チョン・ジュノとシン・ヒョンジュンが主演した『サイレン』が興行に失敗し、周囲からはまた2人が主演するのは不安だという声が挙がり、チョン・ジュノの出演がなくなったという。
チョン・ジュノはこれに対し「チャン・ジン監督とは飯を食べ酒を飲みながら、全ての話を終えたのに、結局は僕の代わりに出演料が低いシン・ヒョンジュンが出演することになった」と笑った。
チャン・ジン監督が今回の映画で再びチョン・ジュノを呼び入れたのには、過去の縁もあるが、興行俳優としての面目を果たすだろうという信頼(?)からだ。
チャン・ジン監督は「『神々しい系譜』は、完璧な商業映画」「思いっきり商業映画を撮ってみようという覚悟で撮影中」というくらい、興行に対する意欲を表した。だからだろうか。映画は現在撮影に拍車をかけており、公開時期もすでにチュソク(旧盆)を考えているという。
不思議な縁で再び出会った2人、今回の映画でどのくらい大きな相乗效果を見せてくれるのか、その活躍が期待されている。
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