季節の影響もありバラード曲が次々と上位にランクインする中、独自のカラーを強みにする歌手がパワーを見せているのだ。
訴えかけるような歌声が感情を刺激するナオルの切ないバラード曲「風の記憶」。初のソロタイトル曲でもある同曲は、音源チャートで3週連続1位を記録するなど大ヒットしている。
また、ある音源チャートではオーディション番組の出演者の曲が上位に入る現象も。アイドルグループが思わしい結果を出せずにいる中、音楽性で勝負に出た歌手たちが大挙出現した結果といえるだろう。
軽いダンス曲が音楽チャートを牛耳る、という流れに大衆が疲労感を覚えたのもチャート順位に変化が出てきた大きな理由となっている。
独自のブランドをもった歌手たちが、相次いで登場している今秋。韓国歌謡界に新たな風を巻き起こしている。