MIDEMの韓国版として、国際音楽博覧会「ミューコン・ソウル2012(MU:CON SEOUL)」(11月1~3日)がソウルで開催されている。コロ代表はそのコンファレンスに出席するため来韓し、会場でインタビューに応じた。
同代表は「K-POP市場はダイナミックだ。欧州と米国の音楽関係者は常に新しいサウンドを求めており、すでに韓国の音楽市場にも関心を示している。K-POPがアイドルだけでなく、さまざまなジャンルがあることもよく分かっている」と話した。
ミューコンは今回が初開催だが、K-POPに対する関心の高さから、海外バイヤーの間でビジネスマッチングが活発に行われるものと期待を寄せた。海外バイヤーは、韓国音楽の輸入や海外アーティストの来韓公演、韓国人アーティストの海外進出などに強い関心を持っているという。
「江南スタイル」が世界的なヒットとなった韓国人歌手PSY(サイ)にも言及。「江南スタイル」の成功要因として、動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じ短期間で世界中に広まった点を挙げながら、「ニューテクノロジーが音楽消費を変化させた事例」と評価した。
一方、コロ代表は今年のMIDEMを「新たなMIDEM」と呼んだ。参加者が増加に転じ、レーベルやパブリッシャーだけでなく、テクノロジー企業やブランド企業が参加することで音楽産業の底辺が広がったと説明した。
MIDEMはミューコンと協力関係を結ぶ計画だという。「ミューコンがアジア音楽産業の中枢的な役割へと成長することを願う」と話した。また、「韓国のアーティストが海外で成功するには、ユーチューブなどを通じたマーケティングや海外でのプロモーションも重要だが、海外音楽関連プロモーターとのビジネスによる下支えが必要だ。そのため、国際見本市が意味ある場となる」と説明した。
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