TABLO(右)と妻カン・へジョン
TABLO(右)と妻カン・へジョン
韓国ヒップホップグループ「Epik High」のTABLOが、トーク番組SBS「ヒーリングキャンプ」に出演し、2年6か月の間、学歴詐称疑惑に巻き込まれ法廷での攻防にまで発展した心境を明かした。

TABLO(EPIK HIGH) の最新ニュースまとめ

 「ヒーリングキャンプ」制作陣は、先ごろ行われた収録でTABLOは「幸せを象徴する歌手としてもう一度スタートさせたい」と語ったことを明かした。

 2010年5月「TABLOに真実を要求します」というインターネットサイトの会員らが「TABLOが米スタンフォード大学を卒業したというのは、うそ」という疑惑を提起したのをきっかけに、学歴詐称の話が拡散していった。

 しかし、このうわさが虚偽であると判明。サイトの一部会員らはことし7月、法廷拘束されるに至ったのだ。

 TABLOは、疑惑に包まれていた当時、周囲の視線が気になり、外出や外食も避けて生活していたという。

 また彼は、ことし3月にこの世を去った父親に対する思いも告白した。TABLOの父親は2001年に肝臓がんの宣告を受け、その後完治したものの、TABLOが学歴詐称疑惑に巻き込まれた際に倒れ、帰らぬ人となってしまった。

 TABLOは「父の死は、未だに受け入れる準備ができていない」と話し、涙を見せたという。

 一方、この日の「ヒーリングキャンプ」には、妻で女優のカン・ヘジョンも出演。TABLOは妻に向かって「むしろ、今回のことで夫婦の心がさらに近づいたように感じる」とし、「学歴詐称事件が進行している期間、妻は一度も涙を見せなかった」と明かした。

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